| 内容 |
第1回
占星学に関する
基礎知識
(P5~15) |
第1回会読会では、参加者さんと課題ページの感想をシェアし、ミニレクチャーでは
「サイエンスとしての占星学」について解説しました。入門書のはじめに占星学の
科学的な側面を語っている教科書は非常に珍しく、この冒頭部分こそが、占星学入門
シリーズの特筆すべき点だと思います。占いは列記とした学問で、非科学的ではないと語るとき「根拠は?」と聞かれたら――自信を持って説明できますか?
科学とは?占星学とは?という根本的なテーマについて占星学の入口で、一度考えてから占星学の世界に誘う「占星学入門シリーズ」の秀逸さが感じられる内容です。
課題ページを読み込むと、筆者は、占星学が誕生当初から現在まで一貫して科学的な
学問であることを最も重要な【基礎知識】と考えていることが伺えます。だからこそ、第1章・第1部でサイエンスについて語り、続く第2部でその研究の産物として得られたものが、アドバイザーとしての占星学であるという説明に繋がっているのではないかと想像すると、とても興味深く思います。 |
第2回
占星学に関する
基礎知識
(P16~23) |
第2回会読会では、前回に引き続き第1章「占星学についての基礎知識」の後半について疑問をシェアし、ミニレクチャーでは「占星学の歴史」を解説しました。メソポタミアで発祥した占星学が、いつ頃、どこで体系化され、発展し、どのように世界中に広まったのか?占星学が批判された時代、現代の占星学の傾向などについてお話ししました。参加者さんからは、ホーラリーに関する質問、天体・サイン・ハウスが確立された時期について、情報源の調べ方、天体のシンボルの起源など様々な話題が上がりました。
また最後にお話しした、日本で占星学の研究が遅れている理由が占星学を学ぶ人の常識になれば、日本の占星学は大きく発展するのではないかと思います。今回の内容は全て占星学の基本の「き」ですが、これらを詳しく解説した日本語のテキストや占星学記事はとても少ないので、基礎知識の底上げをしたい方はぜひご覧下さい。 |
第3回
占星学の全体像 (P25~40) |
第3回会読会は「占星学の全体像」についてです。どの学問でも、まずは全体像を知り徐々に細部を見ていくことが体系的な理解に繋がりますから、第3回の内容は、まさに「占星学の要」と言えます。参加者さんからは「数ある小惑星の中で、なぜ限られた天体しか使わないのか?」「占星学の12サインと本物の星座は大きさが違うのに、なぜ占いが成立するのか?」など、誰もが一度は疑問に思う問題が投げかけられました。
ミニレクチャ―では、宇宙の構造や現在世界中で使われているトロピカル方式、
占星学と天文学が二つの学問に分かれた過程などを講義しました。占星学は大昔から
現在まで、宇宙の謎と神秘に挑み続けている学問です。占いは、その研究の副産物ですから、一度「占星学とはどんな学問か」という根本に立ち返ると、占星学そのものの捉え方、占いの考察の仕方、実占のスタンスなどが変わると思います。起源を同じくする占星学と天文学の関連を学び直し、占星学の【占いの側面】と【天文学的な側面】の両方について知識の幅を広げ、理解を深めたい方におすすめの内容です。 |
第4回
各天体の特徴と
基本的意味
(P16~23) |
第4回会読会は「各天体の特徴と基本的意味」です。これから数回に渡ってAstrology(星の学問)を学ぶ上で最も重要な天体について考えます。占星学の習得と言えば、まず初めに10大天体の意味を暗記することが多いと思いますが、天体の意味は、
数千年前に大元となる意味が付けられ、その知識が古代ギリシャ世界に渡った後、
当時の学者たちが熱心に議論を重ね、哲学的かつ論理的に一つ一つの意味を再考し
体系立て、現代まで受け継がれてきました。
ミニレクチャーでは、各天体の意味が決まる過程をご紹介します。一般的な天体解説や神話の神々から天体のイメージを捉える勉強と併せて、メソポタミア(バビロニア)から古代ギリシャまでの占星学史についても考えながら、天体と占星学そのものへの理解を深めることができます。天体の意味を歴史的背景から学び直す希少な内容です。他では学べない新しい知識を増やしてみませんか? |
第5回
各天体の特徴と
基本的意味
(P16~23) |
第5回会読会は「10大天体の特徴と基本的意味」です。第4回の太陽~火星に引き続き、木星~冥王星について考えます。参加者さんからは、体験的に学んだ土星の影響
をシェアして頂くなど、教科書ではあまり取り上げられない星の影響について貴重な
お話を伺いました。
ミニレクチャ―では、「ギリシャ神話の最高神はなぜゼウス(木星)なのか?」を
深掘りしました。木星の物理的な影響を考えても、神話を読み込んでも、十分に納得
できていなかった点を学び直しました。天体に関連する古代の宗教観に触れ、天体の大まかな意味・役割が決まるまでの紀元前8世紀~紀元前1600年ごろまでの歴史を
遡るなど、前回の天体解説よりも更に古い情報をご紹介しています。天体の意味の
成り立ちを様々な角度から学べる珍しい講義です。またレクチャーの最後に紹介する、疑問の深掘りプロセスを参考に、独読で理解が不十分な部分を見つけ、独学で
知識を深めて、スキルアップして頂ければと思います。 |