呼吸ができていない子が増えている
不登校
ADHD
感覚過敏
無気力
情緒不安定
集中できない
過度な不安感
体が不器用
など、様々な発達の課題や遅れの背景に
肺が育っていないケースが多く、
慢性的な酸素不足状態になっています!
全ての発達の土台となるのが呼吸

発達の取り組みは土台から行うことでより上位の課題にも取り組めるようになっていきます。その中でも最も土台となっているのが「呼吸」なのです。
呼吸がうまくできていなければその上の取り組みも非効率になってしまうのです。
増えている口呼吸の子どもたち
これまでにサポートさせていただいたお子さんたちに非常に多いのが口呼吸です。
慢性的な鼻づまり
アデノイド
不良姿勢
原始反射残存
など様々な要因で口呼吸になってしまうと、十分な酸素を細胞に届けられなくなります。
鼻と口、同じように肺に空気が入っていると誤解されていますが、同じだけの空気が入っても肺の中に届く酸素の量は口呼吸の方が20%も少ないのです。
慢性的な酸欠状態になると、脳はもちろんですが、身体の全ての組織に機能低下が起こります。
なぜ呼吸が大事なのか?
呼吸は体内に必要な酸素を摂りこみ、体内で生じた二酸化炭素を放出する生理機能です。
脳と体のつながり
体と脳の繋がりは入力→解釈→出力という流れで行動が起こる!
世にある〇〇トレーニング、〇〇エクササイズなど、多くの取り組みが出力のところで行われるため、土台を一生懸命育てている最中のお子さんたちにとって、とても苦しい取り組みとなって、結果的に発達のブレーキになってしまうケースもあります。
行動を決定する脳の解釈(統合、処理)が正しく機能するためには「入力情報」が正しくなければなりません!この図からもわかるように、全てにおいて不可欠なのが酸素なのです!
酸欠になると、脳に入力を伝えるためのセンサーとなる感覚器も正しく機能しなくなりますし、それを伝える神経も過敏または鈍麻になります。その結果、正しくない入力情報によって脳は解釈をしなければならないため、出力(行動、思考、感情)がお困り感となって出てくることが考えられます。
私たちの脳は「自分が今どんな環境にいるのか?」「自分の体がどのような状態にあるのか」を五感や前庭覚、固有受容覚を使って入力された情報で把握します。しかし、この入力情報が正しくなければ、脳は必要以上のストレスを感じ、原始反射など脳幹レベルでの反応的な出力が増えてきます。
結果的にそれらがお困り感として現れるのです。
脳の発達
〜発達の優先度〜
脳は脳幹→辺縁系→大脳皮質といったように下から上、中心から外、後ろから前へと発達していくといわれています。
赤ちゃんはまだ言葉やコミュニケーションなど社会に必要な思考領域の大脳皮質が育っていません。そのため、お腹が空いた、眠たい、オムツが気持ち悪いなど、泣きたい時に泣いて、眠りたい時に眠ります。これらは生きるために不可欠な本能の領域で、赤ちゃんはいわゆる本能のままに生きているのです。
「最近、お母さん疲れ気味だから、今夜は泣くの控えようかな」という考える部分は大脳皮質で行われるため、脳幹レベルで生きている赤ちゃんにはそういった忖度はないのです。
ある程度の年齢になると、大脳皮質が育ってきてコミュニケーションが取れるようになったり、学習や社会性を学んでいきますが、優先的に働くべきは生命維持に関わる脳幹です。
発達の課題やお困り感を抱えるお子さんたちは、脳の発達に必要なエネルギーが何らかの理由で脳幹を優先し、社会脳や人間脳といわれる大脳皮質まで十分に回っていないために、反射的な行動パターンが出力として現れていることが考えられます。
〜脳の発達に必要なもの〜
脳が発達していくためには必要不可欠なことが「刺激」と「エネルギー」です。感覚統合や原始反射統合の取り組みなどは刺激になります。そしてエネルギーとして重要なのが「酸素と栄養素」です。栄養素を活用するのにも酸素が必要です。呼吸がすべての土台になる理由はここにあります。私たちの身体は「脳」の神経細胞も、消化吸収する「胃腸」の細胞も、解毒をする「肝臓」の細胞も、体を動かす「筋骨格」の細胞も、「皮膚」も「血管」の細胞も、ありとあらゆる細胞が正常に機能することで生命活動が成り立っています。
そして、そのすべての生命活動は「酸素」なくしてはあり得ないのです。食事は3日くらい抜いても生きていられますが、酸素は5分も供給されなければ命を落としてしまいます。それくらい呼吸は私たちが生きていく上で重要なのです!
呼吸と感情
呼吸は心拍リズムとも同調することがわかっています。呼吸が乱れると心拍も乱れます。心拍が乱れると、感情がザワザワしたり、落ち着かなくなってきます。反対に呼吸が整ってくると心拍も穏やかに落ち着いてくるのです。集中力がなかったり、すぐに感情的になってしまうお子さんの中には呼吸リズムがうまく整わないために起きていることが十分考えられます。そんな時、周囲の支援者や大人は「はい、深呼吸しようね」と言いますが、実はこれも発達課題のあるお子さんたちには簡単なことではないのです!
呼吸力をUPさせるためのワークショップ
〜深呼吸が難しい子どもたちが増えている〜
呼吸が止まっている・深呼吸ができないなど、大人にとって当たり前の呼吸がうまくできないお子さんたちでも、頑張ることなく普段している無意識の呼吸が変わって、身体パフォーマンスがUPすることを体験していただけます!
たとえば、鼻がつまっている子は鼻だけに問題があるのではなく、鼻から気道、気管支、肺と空気の通り道のどこかに問題があります。そこにアレルギーや口腔発達などの問題も含め、色々なことが重なって鼻呼吸ができなくなっています。特に肺の機能低下の影響は大きく、今回のホームケアでは肺の呼吸力をUPして鼻呼吸ができるようにするためのエクササイズをお伝えします。
難しい理屈不要!
痛みゼロ!
誰にでも超簡単に誰にできる!
効果も体感!
普段何氣なくしているベースとなる呼吸が変わることで、酸素から得られる本来の恩恵を余すことなく身体に送り届けることができるようになります!
講座参加者の声!
「今変わった!」と驚くばかりでした!
呼吸によって、どれだけ体のパフォーマンス力が変わるかと言うことを改めて学ばせていただきました。いくつかのワークがあった事で、その場で呼吸の大切さを実感し、「わっ!今変わった!」と驚くばかりでした。毎日絶えず繰り返している呼吸に、こんな大切な役目があったのですね。衣類を変えるだけでも体が変わるという所にはびっくりでした。以前研修会でヒートテックは暖かいけど、体の体温調整機能を下げてしまうので、こどもによくないと聞いた事があったのですが、冨田先生のお話を聞いて、その辺りの話も繋がった気がします。貴重なお時間をありがとうございました。
このお話を聞けたことに感謝しています!
肺の未発達ということ、初めて知りました。確かに、不登校傾向の子はぺちゃんこだなあと思い浮かべました。そして、呼吸が身体にこんなに影響していることに驚きました。呼吸は生まれて自然にできているものだと思っていたけど、浅いために発達が未熟になっていたのですね。
実践でピン球吹きに取組む中で、呼吸が浅い子が深呼吸ができないということや、しっかり呼気を出せるようになってくると、行動や思考に変化があることを感じていたので、お話を聞いて結びつくことがたくさんありました。吃音がある子に、いつも空に向かって、気持ちよく声を出しています。感覚的にそれが気持ちいいと思って取り組んでいたことに、根拠を持つことができました。
呼吸を私自身も大切にしたいと思います。そして、子どものいい呼吸を育てていきたいと思います。大変勉強になりました。このお話を聞けたことに感謝しています。ぜひまた冨田先生のお話を聞きたいです。ありがとうございました。
学び多い時間でした!
酸素がどれだけ身体に必要なのか!幼少期からの運動(遊び)で、酸素を取り入れることが身体を作っていることが分かりました‼︎
身体のパフォーマンスを上げる動きは結果、呼吸が楽にできる。→酸素が上手く取り入れられるとパフォーマンスが上がる。
ワークを通して体感できました。
目線の向きも重要なことは、保護者様に伝えていかないと!と思いました‼︎
その他、環境の影響も教えて頂き、学び多い時間でした‼︎ありがとうございました。
呼吸ひとつで、こんなに変わる!
呼吸ひとつで、こんなに変わる!自分の身体の変化、すごさにビックリ!
まだまだ、すてたもんじゃないな
今日からさっそく!口呼吸の子や、タブレットで遊んでいる子どもたちに、ちょっと深呼吸!となど、折に触れて声かけをしていきたいと思います。
貴重なお話を惜しみなくお伝えしていただき感謝いたします。
不登校な子どもは肺が育っていないとのお話があり愕然としました。私も恐怖心が強く、息をよく詰めているなと自分自身も感じていています。運動も苦手なのでしっかりと呼吸を出来ていないのかもしれないと納得しました。
動きを取り入れることによってよりよく呼吸を上げていくという方法をぜひ取り入れていきたいと思いました。
呼吸は危険度を察知能力が低いため意識的な呼吸の必要性を感じました。私自身も「感謝の呼吸」をしていくつもりです。長年、なぜ鼻呼吸の方がいいのかが何となくで理解していましたが、より深い理由が分かり娘は鼻呼吸のトレーニングを積みよかったなあとしみじみ思いました。脳脊髄液循環体操も取り入れて改善していきます。貴重なお話を惜しみなくお伝えしていただきとても嬉しく感謝いたします。ありがとうございました。
参加費について
このワークショップは本来、参加費お一人11,000円で開催された内容と同じものを今回は参加費は無料で提供します!
世の中には「呼吸が変われば〇〇が変わる!」といったフレーズが飛び交っていますが、そうした呼吸法は大脳皮質が使える状態にあって初めて行えます。
原始反射で生きている人、発達の課題を抱えたお子さん、自律神経のトラブルがある方にとっては呼吸を意識することさえ難しいことになります。
今回のワークショップでは難しいことをする必要なく、超簡単に呼吸力をUPさせることができます。そして呼吸が変わることで身体の状態が変わることも体感していただきます!
こうしたことをもっと多くの方に知っていただくための活動の一環として今回のワークショップは撮影をします。呼吸の変化や、それによって起こる身体の使い方の変化などの様子を動画にします。もちろん、お顔は映らないように隠しますし、お名前も出しません!こうした条件が入ってしまうため、今回の参加費は無料とさせて頂きます!
講師プロフィール
・カラダ支援株式会社 代表取締役
・発達障害専門整体院 アシスト整体院院長・柔道整復師
・一般社団法人ここからだ 発達支援コーチトレーナー
・一般社団法人セロトニン活性療法協会顧問
・日本自律神経研究会アドバンスマスター修了
・臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー
・全国で治療家向け技術セミナー開催
・特別支援学校や保育園での講演
・朝日カルチャースクール等で講座開
・「保護者が家庭で出来る発達整体」教室開催
講座概要
<日時>
2025年8月31日
日曜日
9:00〜10:00枠
10:00〜11:00枠
11:00〜12:00枠
12:00〜13:00枠
13:00〜14:00枠
*ワークの実時間は45分程度になります。
<会場>
カラダ支援アシスト整体院
〒359-0044
埼玉県所沢市松葉町10-15 明光ビル4F
<参加費>
無料
<定員>
5名
対象:親子でのご参加
<お持ち物>
動きやすい服装
飲み物(熱中症対策に)
<備考>
【要確認】今回のワークは撮影をします。(顔と名前は出しません。)終了後に参加者の体験談を頂戴することが条件となっております。お声を頂戴できない方はご遠慮いただいております。
*au docomo softbankなどのキャリアメールは届かない場合がございます、
karadasien@gmail.comを受信できるように設定をお願いします。
お申し込み後24時間経過しても自動返信メールが届かない場合には、karadasien@gmail.comまで直接メールをしてください。
au docomo softbankなどのキャリアメールは登録できないものがありますので、ご注意ください。 |